研究や小規模生産用途に利用可能な標準凍結乾燥機
可能な限りシンプルに簡単操作を実現した研究用凍結乾燥機です。
幅広い分野で利用いただいているスタンダード機種で業種を問わずご利用いただけます。
主に除湿量１０～２０リットル／回クラスの機種として高い信頼性と性能を兼ね備えており 実際に小規模生産用として、また大規模生産用の試験機としてもご使用いただいております。
軽量化された本体は一体型構造となっており、電気の接続口さえあればすぐに運転することができます。 (特別な接続工事等は必要ありません。)
設置や移設の際にも重量用キャスター、アジャスター付き。簡単に移動と設置することが可能です。
フリーズドライ中に奥まで見える全面アクリル扉を使用
乾燥中の状態を常に監視することは凍結乾燥にとても重要な事です。
そこで、当社では乾燥室扉を 透明度のあるクリアーな扉として内部の状態が隅々まで見えるように
扉の全面を透明アクリルにいたしました。
製品の仕上がり具合等を常に観察し乾燥の進み具合を確認しながら昇温させることができます。
中まで丸見え大容量コールドトラップ
コールドトラップは凍結乾燥の心臓部ともいえる部分です。
乾燥中の水蒸気を氷としてしっかりキャッチさせるために、高効率・大容量のコールドトラッ
プが求められます。
また、融氷後の庫内はサッと一拭きで簡単に清掃ができでとても衛生的です。
フルカラー液晶タッチパネル
６５５３６色フルカラー表示を実現した、綿密で見やすい高画質画面の液晶パネルです。
凍結乾燥の運転操作は、このパネルにタッチしながら行います。
装置の運転操作、運転モニタ、異常発生の際までほぼすべての操作が可能です。
記録計を標準装備
凍結乾燥の運転を記録する記録計は信頼ある日本メーカー製を採用しています。
優れた操作性の実現のために大型ＶＦＤフルドットマトリクスディスプレイを採用しナビゲーション
表示による対話設定で見やすくを実現。
記録中の記録用紙取り出し機能やエコな高輝度白色ＬＥＤによる器内照明を標準で装備。
暗い場所でも現在の記録状態を確認できます。
計測器キャリブレーションにも対応可能。
制御部と計測部を完全に切り離した独立設計で装置の制御部分に手を加えることなく校正作業が可能です。
従来、装置メーカーが行っていたキャリブレーションを、ユーザー様や設備関係者様、校正業者様が キャリブレーションを単独で行うことも可能です。 (※キャリブレーション作業を行うには、各校正用機器やそれを扱う専門の知識が必要です。)
封栓仕様
医薬・医療品分野での利用が多い仕様です。凍結乾燥専用のバイアルビンを使用します。
乾燥が完了したら扉を開けず、真空中で打栓し封をします。
保存用に内部に窒素を入れた状態で栓をする方法(窒素置換封栓法)も一般的です。
標準凍結乾燥機の特徴
- 凍結乾燥機の装置心臓部は信頼の国産小型ＰＬＣを採用
凍結乾燥機の制御を司るＰＬＣは信頼の国産製を採用、急にサービスにも対応が可能。 性能面はハイパフォーマンス３２ビットＲＩＳＣプロセッサにより、小型ＰＬＣトップ クラスの高速演算処理性能の命令処理速度０．３２μｓｅｃでの高速スキャン。
データ保持は、専用のバックアップバッテリを搭載し短期的なメンテナンスは不要です。(約10年以上) - 真空ポンプ
凍結乾燥機の心臓部ともいえる真空を作り出す真空ポンプは、高い信頼性と耐久力を兼ね備えた実績 ある真空ポンプを採用しオイル容量も従来のポンプよりも大幅に容量をアップし信頼性を高めています。
オイル交換に必要な、オイルバット(ＳＵＳ）とオイルジョッキを凍結乾燥機の納品時に一緒にお付けしています。 -
循環ポンプ
永久磁石での磁力を利用したマグネットポンプでノンシール構造ですので液漏れリスクを最小限に抑えられます。 また、ポンプも凍結乾燥の低温仕様－５０℃の低温環境でも安定した性能を発揮します。
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新設計の Electronically Operated System を実装。
新設計のシステムには、Electronically Operated Valves を採用し冷却制御を 細部にわたって精密制御、冷凍機の性能を最大限に引き出します。
